9月3日、逢坂地区公民館で鳥獣対策意見交換会が行われ、被害の状況や害獣の見分け方、被害を防ぐための基本的な考え方や方法について、地域住民が学びました。
県からの開催呼び掛けに応じ、逢坂むらづくり協議会が企画。地域住民10人が参加しました。講師の県鳥獣対策センターの前田真吾農林技師が画像資料を示しながら、被害対策の対象となるイノシシやシカ、タヌキ、ヌートリア、ハクビシン、アナグマなどの特徴や県内での生息状況、実際の被害などについて説明。「対策を行うには、どの動物による被害かを知る必要がある」として、野菜や果実の食べ方などから害獣を見分ける方を紹介しました。
ワイヤーメッシュ柵や電気柵、捕獲檻の管理法なども説明。「1人で行うのは無理がある」として、地域全体で管理する体制を作るよう提案しました。 地域住民も、実際の被害への対応策を尋ねたり、メッシュ柵の管理についてアドバイスを求めるなど、鳥獣被害対策への理解を深めた様子でした。