逢坂地区防災訓練が16日、逢坂小学校を中心とした地区全域で行われ、住民が大規模地震や集中降雨を想定した避難訓練に取り組み、万一の災害に備えました。
訓練は2部に分けて実施され、1部は午前7時30分ごろに鳥取県東部地区を中心にマグニチュード6クラスの地震が発生した想定で行われました。各集落の区長らが地区内放送で地震の発生を伝え、地区集会所などへの避難を呼び掛けました。住民は避難用の持ち出し袋などを持って集会所に集まり、区長らが住民の安否や体調を確認。参加者全員で避難の経路や方法などが適切だったかを話し合いました。
2部は逢坂小学校で、集中降雨時の上階への避難訓練を実施。参加者が6人一組になり、要介護者を車いすや担架で1階から2階に運びました。気高消防署や鳥取市消防団第3部分団の協力で白煙が充満した教室内を避難する訓練や水消火器を使った消火訓練も行いました。